海洋ドローンでハリケーン内部の撮影に成功 米海洋大気局公開

2021年10月7日 12:03

印刷

記事提供元:スラド

米国の研究者がカメラ付き海洋ドローンによるハリケーン内部の撮影に世界で初めて成功したそうだ。このドローンはサーフボードに帆を付けた形となっていて「Saildrone Explorer SD 1045」という名称だという。全長7メートルほどあり、風速や風向き、気圧、温度、塩分濃度、湿度などを計測できる。プロジェクトは米海洋大気局(NOAA)と共同で行われたもので、Saildrone Explorerは、大西洋で発生したカテゴリー4ハリケーン「Sam」の内部を撮影することに成功した。この撮影では5台のSaildrone Explorerが投入されたとしている(SaildroneリリースAFPBB News)。

あるAnonymous Coward 曰く、 日本の気象庁は、台風内部の気圧すら観測できていないので、この手の類を大量導入すれば、コースが合えば幾らかでもマシな観測が出来る様になる(海保・海自担当かも)。
但し日本の場合は特に太平洋側の潮流が厳しいので、回収・輸送・再投入が必要となるかも。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | ロボット

 関連ストーリー:
オーストラリアで Wing の宅配ドローンとカラスの縄張り争いが発生 2021年09月26日
ロンドン・ガトウィック空港で 2018 年に発生したドローン侵入事件、結局ドローンは存在しなかったのか 2021年09月18日
ドバイでドローンを使用した人工降雨。化学物質による影響はなし 2021年07月31日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事