関連記事
Docker Desktop 4.0がリリース、企業での商用使用は有料プランが必須に
あるAnonymous Coward 曰く、 仮想化ツールの主流となったDockerのクライアント向けアプリ「Docker Desktop」のメジャーリリースである4.0が8月31日にリリースされたが、ライセンスが変更され、企業での商用使用では有料プランへの加入が必須となった事が話題となっている(リリースノート, FAQ, 窓の杜の記事)。
今回のライセンス変更では「中小企業(従業員数250人未満、年間収益1,000万ドル未満)、個人使用、教育目的、非商用のオープンソースプロジェクト」については引き続き無料で使用が可能であるものの、それ以外の企業については有料サブスクリプションの加入が必須となる。ライセンス変更はクライアント向けの「Docker Desktop」のみで、「Docker CLI」や「Docker Compose」といった個別のコンポーネントについては引き続き無料で提供されるという。
この変更は、8月31日以降にダウンロードされたDocker Desktopに適用される。また2022年1月31日まではサブスクリプション加入の猶予期間が設けられるとのこと。既存ユーザーについては即座に適用されるわけではなさそうだが、現在のDocker Desktopでは無料ユーザーには何度もアップデートダイアログが出てくるため、新ライセンスを回避し続けるのは難しいだろう。
スラドのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース | ソフトウェア | ニュース
関連ストーリー:
中国でハッキング大会が開催。主要OSやブラウザ、仮想環境で脆弱性が見つかる 2020年11月12日
警察庁、Docker APIを狙う探索行為について警告 2020年01月09日
Windows Server初のInsider Previewビルドが提供開始 2017年07月17日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク