映画『死刑にいたる病』阿部サダヲ×岡田健史×白石和彌で驚愕のサイコサスペンス映画化

2021年8月27日 08:38

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『死刑にいたる病』2022年に公開される。

■櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化

 原作は、初版「チェインドッグ」として発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。作家・櫛木理宇の最高傑作と言われており、今回はそれを映画化。監督は白石和彌で、日本史上最悪の連続殺人事件、そしてそれに隠された真相、驚愕のサイコサスペンスを描く。

■上最悪の連続殺人事件には、想像を超える残酷な真相があった

 榛村(阿部サダヲ)

24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受ける。罪は認めているものの、最後の事件は冤罪だと主張。犯人は他にいることをいう。この日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村を演じるのは、阿部サダヲ。白石監督との作品では『彼女がその名を知らない鳥たち』に出演していた。

 筧井雅也(岡田健史)

理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る、どこにでもいそうな男性。ある日、殺人事件の犯人として収監されている榛村から手紙を受け取る。雅也は、中学生の頃、榛村が営んでいたパン屋に通っていた。榛村から最後の殺人は冤罪であり、雅也に事件の真相に迫るよう求められる。雅也を演じるのは岡田健史で、ドラマ「中学聖日記」で有村架純の相手役としてデビューを果たして以来、大河ドラマ「青天を衝け」などへの出演で話題を集めている。

■監督は『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌

 監督を務めるのは、『孤狼の血』の白石和彌監督。史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』や、警察とやくざの戦いを過激な描写を入れつつ描いた『孤狼の血』などで数々の映画賞を受賞&高く評価されている。

白石和彌監督は次のように話す。
「僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願

 理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也。ある日彼のもとに1通の手紙が届く。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴。死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。

作品詳細
映画『死刑にいたる病』
公開:2022年
監督:白石和彌
脚本:高田亮
出演:阿部サダヲ、岡田健史
製作:「死刑にいたる病」製作委員会(クロックワークス、東北新社、テレビ東京)
配給:クロックワークス

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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