A24制作の“羊ホラー”映画『LAMB』頭は羊×身体は人間、夫婦が育てる不気味な正体とは?

2021年8月16日 17:04

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記事提供元:ファッションプレス

 A24制作の“羊ホラー映画”『LAMB(原題)』が、2021年10月8日(金)に米国公開。日本の公開時期は未定となっている。

■気鋭A24が贈る“羊ホラー作品”

 アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承『ミッドサマー』や、2021年7月公開の『ライトハウス』など、数々の話題ホラー/スリラー作品を生み出してきた映画製作会社・A24。そんな気鋭のA24が贈る新たなホラー作品の黒幕となるのは、人間でも幽霊でもない、なんと“羊”なのだ。壮大な自然が広がるアイスランドの田舎を舞台に、今までにない異色のホラーが紡がれる。

■夫婦が育てる“不気味な正体”とは…?

 物語の主人公は、子供のいない夫婦。予告編では、彼らの羊小屋で生まれた子羊に、戸惑いながらも優しく育てる二人の姿から始まる。しかし妻の子羊に対する愛情の注ぎ方は、いささか異様なのだ。ベビーベッドで寝かせてみたり、赤ん坊のように抱っこしてみたり。そして子羊を見た彼らの友人は、恐怖を浮かべた表情で言う「一体あれはなんだ…?」

 そして予告編の終盤になると、その“正体”が明らかになる。そう彼らが育てていたのは、“頭は羊×身体は人間”のような非常に奇妙な生き物なのだ。さらに彼らが育てている羊の様子までもどうやらおかしい。狂暴化したものの中には、夫婦によって屠殺されたものまで存在し、アイスランドの美しい情景に反して、物語は重く不気味な空気へと包まれていく…。

■監督にヴァルデマール・ヨハンソン

 監督・脚本を手掛けたのは、アイスランド出身の監督で、本作が初の長編デビュー作となるヴァルデマール・ヨハンソン。また主演は、ノオミ・ラパスが務める。なお『LAMB』は、カンヌ国際映画祭<ある視点部門>にも出品され、批評家からは高い評価を得ている。

【詳細】
『LAMB(原題)』
米国公開日:2021年10月8日(金)
日本公開時期:未定
監督:ヴァルデマール・ヨハンソン
出演:ノオミ・ラパス、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン ほか
制作:A24

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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