概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、海外株高が好感

2021年7月29日 09:59

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:59JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、海外株高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 126285.59 +1.34%
28日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1673.56ポイント高(+1.34%)の126285.59で取引を終了した。124542.5から126712.1まで上昇した。

小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国の各分野での引き締め懸念がやや後退していることも支援材料。一方、インフレ加速などが引き続き警戒された。6月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で32.92%上昇し、前月の32.52%を上回った。

【ロシア】MICEX指数 3782.28 +1.32%
28日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比49.18ポイント高(+1.32%)の3782.28で取引を終了した。3743.46から3782.28まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、好調な米企業決算なども買い安心感を与えた。ほかに、中国における各分野での引き締め懸念がやや緩和されていることが支援材料となった。

【インド】SENSEX指数 52443.71 -0.26%
28日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比135.05ポイント安(-0.26%)の52443.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.05ポイント安(-0.24%)の15709.40で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。成長予想の大幅な下方修正が圧迫材料。国際通貨基金(IMF)は27日、2021年度のインドの成長予想をこれまで12.5%から9.5%に引き下げた。新型コロナウイルス感染「第2波」の到来や新型コロナワクチンの普及遅れが指摘された。また、航空最大手インディゴ航空の業績悪化も同セクターの売り圧力を強めた。同社はこのほど、4-6月期の最終損益が317億4170万ルピー(約466億円)に拡大し、過去最大の赤字に転落したと報告した。

【中国本土】上海総合指数 3361.59 -0.58%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.59ポイント安(-0.58%)の3361.59ポイントと4日続落した。今年3月以来の安値水準を連日で切り下げている。

投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。各分野に対する中国当局の引き締めや、中国経済の成長鈍化が警戒されている。国際通貨基金(IMF)は27日、世界経済見通しを更新し、中国の2021年成長率予想を前回発表値から引き下げた。また、新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大も引き続き不安材料として意識されている。欧米やアジアの一部に続き、中国各地でも感染例が広がる状況。中国保健当局によれば、27日に国内で確認された新規感染者は86人に上り、26日の71人を上回った。今年1月末以降の最多を更新している。28日も複数都市で多数の新規感染が報告された。《CS》

関連記事