クエストラブ初監督映画『サマー・オブ・ソウル』ブラック・ミュージックの革命的祭典を解禁

2021年7月28日 17:27

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記事提供元:ファッションプレス

 音楽ドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が、2021年8月27日(金)に公開される。

■「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」にフォーカス

 1969年の夏にアメリカ・ニューヨーク州で開催された歴史的な野外コンサート「ウッドストック・フェスティバル」。実は同じ時期に、会場から160キロ離れた場所で、もう一つの革命的な音楽フェスティバル「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」が開催されていた。同フェスには、スティーヴィー・ワンダーや、B.B.キングら、ブラック・ミュージックのスターが集結し、30万人以上の観客を熱狂させた。

■重要な記録映像&当時のインタビューを織り込んだドキュメンタリー映画

 映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、誰の目にも留まることなく、約50年もの間、地下室に埋もれたままになっていた「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の重要な記録映像と、当時のインタビューを元に完成させたドキュメンタリー作品。約50年の時を経てこの映像に初めて触れる当時の参加者たちの証言も織り込まれ、感動的かつパワフルな内容に仕上がっている。

■監督はアミール・“クエストラブ”・トンプソン

 監督を務めるのは、4度のグラミー賞受賞者であり、エミネムやジェイ・Zのプロデューサーでもあるヒップホップ界の重要人物 アミール・“クエストラブ”・トンプソン。映画『ソウルフル・ワールド』では声優としても活躍するクエストラブが、同作品で映画監督デビューを果たした。

■サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門審査員大賞&観客賞を受賞

 なお、映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、2021年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、ドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞に輝いた。50年間封印されていたブラック・ミュージックの“革命的祭典”を、大スクリーンで堪能してみてはいかがだろう。

■作品詳細

 『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
公開日:2021年8月27日(金)
原題:SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、ザ・フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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