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米国株見通し:上げ渋りか、不透明感で週末の売りも
記事提供元:フィスコ
*14:54JST 米国株見通し:上げ渋りか、不透明感で週末の売りも
(14時50分現在)
S&P500先物 4,370.00(+10.50)
ナスダック100先物 14,969.38(+40.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は上昇、NYダウ先物は50ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
22日の取引で主要3指数は続伸。S&Pやナスダックは堅調地合いの一方、3日連続のプラスのダウは25ドル高にとどまった。投資家心理は全般的に良好で、長期金利の低下を背景にハイテク株が相場をけん引。ただ、この日発表された新規失業保険申請件数は予想外に増加し雇用情勢の悪化を示した。景気先行指標も伸びが鈍化し、株買いを弱める要因に。低調な経済指標を受け、景気敏感株への利益確定売りが指数を下押しした。
本日は上げ渋りか。投資家心理は引き続き良好で、買い先行の見通し。今晩発表のPMIは製造業、サービス業とも予想通りほぼ前回並みの高水準を維持できれば正常化期待が高まり、幅広い買いが入りやすい。長期金利の下げ渋りで、金融株も物色される。ただ、ハイテク株は来週の決算発表を控え、調整主体となりそうだ。一方。議会上院超党派による大型インフラ投資法案の審議入りは拒否され、不透明感から週末の売りが進む可能性もある。《TY》
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