エスプールは21年11月期2Q累計2桁増収増益と順調

2021年7月5日 08:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  エスプール<2471>(東1)は7月2日の取引時間終了後に21年11月期第2四半期累計連結業績を発表した。主力事業が好調に推移して2桁増収増益と順調だった。そして通期の2桁営業・経常増益予想を据え置いた。収益拡大基調だろう。株価は5月の直近安値圏から反発して戻り歩調だ。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。

■21年11月期2Q累計は2桁増収増益と順調、通期予想据え置き

 21年11月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比19.3%増の116億41百万円となり、営業利益が19.5%増の11億84百万円、経常利益が21.1%増の11億97百万円、四半期純利益が13.4%増の7億80百万円だった。主力事業が好調に推移して2桁増収増益、過去最高だった。売上高は概ね計画水準、利益は計画超で着地した。

 ビジネスソリューション事業は30.8%増収で18.9%増益だった。障がい者雇用支援が32.7%増収と大幅伸長した。緊急事態宣言に起因する行政手続遅延で愛知県長久手市の開設がズレ込んだが、企業ニーズが高水準だった。ロジスティクス分野(EC通販発送代行、物流センター運営)は6.6%増収、採用支援サービス「OMUSUBI」は22,9%増収だった。人材ソリューション事業は14.9%増収で18.4%増益だった。販売支援は緊急事態宣言の影響で回復が遅れたが、コールセンター業務が新規取引先拡大も寄与して14.9%増収と伸長した。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高54億10百万円で営業利益3億87百万円、第2四半期は売上高62億31百万円で営業利益7億97百万円だった。第1四半期は障がい者雇用支援の新規4施設開園費用が先行していたが、第2四半期は新規施設の販売が本格寄与した。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が20年11月期比18.0%増の248億円、営業利益が12.2%増の25億円、経常利益が11.6%増の24億88百万円、親会社株主帰属当期純利益が3.5%増の16億35百万円としている。配当予想は80銭増配の4円10銭(期末一括)である。

 ビジネスソリューション事業は27.2%増収で15.7%増益、人材ソリューション事業は14.8%増収で9.8%増益の計画としている。主力事業が好調に推移して2桁増収、2桁営業・経常増益予想としている。新規分野の環境経営支援サービス(ブルードットグリーン)や地方自治体向けシェアード型BPOサービスの拡大も推進する方針だ。

 第2四半期累計の進捗率は売上高が46.9%、営業利益が47.4%とやや低水準の形だが、季節要因で第1四半期の構成比が低い特性がある。主力事業が牽引して収益拡大基調だろう。

■株価は上値試す

 株価は5月の直近安値圏から反発して戻り歩調だ。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。7月2日の終値は1001円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS20円70銭で算出)は約48倍、時価総額は約791億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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