ホラー映画『レリック ー遺物ー』認知症による“失われた記憶”、逃れられない家族の恐怖を描く

2021年6月28日 17:39

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 映画『レリック -遺物-』が、2021年8月13日(金)よりシネマート新宿ほかにて全国公開される。

■2020年NO.1ホラー映画が日本上陸!

 2020年の映画賞を席巻した年間 No.1ホラー映画『レリック -遺物-』が、ついに日本に上陸。認知症による“失われゆく記憶”を発端とした恐怖の連鎖を中心に捉えながら、家族の関係性やジェンダーの問題も巧みに反映。またホラーの要素だけでなく、スリラーやパニック、ヒューマンドラマと様々なジャンルの垣根を飛び越えて、衝撃のラストへと導く物語は、『ババドック 暗闇の魔物』『へレディタリー/継承』に次ぐマスターピースであると絶賛された。

 <『レリック -遺物-』あらすじ>
森に囲まれた家でひとり暮らしをする老女エドナが突然姿を消した。娘のケイと孫のサムが急いで向かうと、誰もいない家には、彼女が認知症に苦しんでいた痕跡がたくさん見受けられた。そして2人の心配が頂点に達した頃、突然エドナが帰宅する。だが、その様子はどこかおかしく、まるで知らない別の何かに変貌してしまったかのようだった。サムは母とともに、愛する祖母の本当の姿を取り戻そうと動き出すが、変わり果てたエドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、2人を恐怖の渦へと飲み込んでゆく…。

■監督自身の“実体験”を着想源に

 監督を務めるのは、本作で監督デビューを果たす日系女性、ナタリー・エリカ・ジェームズ。子供時代に毎夏をすごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたショッキングな実体験が、本作の出発点となった。

 なお映画『レリック -遺物-』の制作陣にも豪華メンバーが集結。脚本にほれ込んだ『アベンジャーズ』シリーズの監督ルッソ兄弟が制作総指揮を務めるほか、『ロスト・イン・トランスレーション』のブライアン・レイツェルが作品のダークな世界観を深める音楽を担当する。

【詳細】
映画『レリック -遺物-』
公開日:2021年8月13日(金)
監督:ナタリー・エリカ・ジェームズ
脚本:ナタリー・エリカ・ジェームズ、クリスチャン・ホワイト
音楽:ブライアン・レイツェル
製作総指揮:ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ
製作:ジェイク・ギレンホール、リヴァ・マーカー

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連キーワード

関連記事