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京都マルイ跡の河原町ガーデン、核店舗のエディオンが6月25日オープンへ
京都河原町ガーデンの開業イメージ(住友不動産発表資料より)[写真拡大]
京都マルイが撤退した京都市下京区の京都河原町ガーデンで、新しい核店舗となる家電量販店大手のエディオンが、6月25日に四条河原町店をオープンする。当初は4月下旬の開業を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大で延期していた。四条河原町は京都市きっての商業激戦地だけに、エディオンの大型店舗出現で商業地図にどんな変化が起きるのか、注目を集めそうだ。
【こちらも】京都・四条河原町のマルイ跡、エディオン核とした新商業施設に 21年春開業
河原町ガーデンは住友不動産が運営する大型商業施設で、京都マルイが2020年まで入居していた地下3階、地上8階建て延べ約2万9,000平方メートルの京都住友ビルを改修した。地下で阪急京都河原町駅に接続され、7、8階は飲食店など、地下1階から6階にエディオン四条河原町店が入居する。入居する店舗は京都八坂の名店「京都祇園天ぷら八坂圓堂」など17店の予定。
エディオン四条河原町店は売り場面積が約1万3,500平方メートル。家電製品やスマートフォン、テレビゲームなどを販売する。売り場の広さは同社最大級となる。
京都住友ビルは戦前の1938年に建設され、1976年に建て替えられた。目抜き通りの四条通に面し、観光名所の祇園や東山地区、飲食街の先斗町に近い京都市内最大の繁華街の中心に位置する。しかし、1976年に開店の四条河原町阪急は2010年に閉店、後継店として2011年に登場した京都マルイも2020年に店を閉めた。
近隣には近くには京都高島屋をはじめ、若者向けブランドを備えた河原町オーパ、専門店ビルの京都BAL、グッドネイチャーステーションなど競合店が激しい競争を繰り広げてきた。特に、新型コロナの感染拡大後は四条通を埋め尽くしていた中国などからの外国人観光客が消え、競争がさらに激化している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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