USBメモリの販売預託商法が社名を変えて再開か 消費者庁が警告

2021年6月10日 07:35

印刷

記事提供元:スラド

 消費者庁は4日、消費者庁から3月に業務停止を受けていた訪問販売業者「VISION」と同様のUSBメモリの販売預託契約が「ピクセル&プレス」という社名で再び行われているとする警告を発表した(消費者庁リリース[PDF]朝日新聞ANNnewsCH[動画])。

 4月以降にピクセル&プレス株式会社の名義で同様の訪問販売が行われている事例が見つかっているという。またVISIONとピクセル&プレスの契約書は内容も見た目もよく似ているとしている。同省では消費者安全法に基づき、被害額題しないよう事業者情報などの情報公開に踏み切った。契約書に記載されている事業者情報は以下の通りであるという。

 名 称 ピクセル&プレス株式会社所在地 バングラデシュダッカグルシャンカラチャドプール1/1カ営業所 ①東京都渋谷区西原3-39-15②東京都渋谷区円山町12-2代表者 ヌルル アラム

 ただし、契約書に記載されている名称が完全に一致する商業登記は存在しないとしている。

 スラドのコメントを読む | 犯罪 | ニュース | アナウンス

 関連ストーリー:
消費者庁、スマホゲーム版「KOF98」にガチャ不当表示で課徴金609万円 2021年05月24日
消費者庁、洗剤を使わずに洗濯しても十分に洗浄できると表示していた「洗たくマグちゃん」に措置命令 2021年05月03日
消費者を煽る「ダークパターン」国内サイト6割が該当、調査した日経新聞でも 2021年03月29日
消費者庁、市販コロナ検査キットに関する警告を出す 2021年03月29日
消費者庁、USBメモリの販売預託商法でVISIONに業務停止命令。実質3度目の処分 2021年03月25日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事