マザーズ先物見通し:反発、セキュリティ関連が下支え、25日線の回復が争点

2021年6月7日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST マザーズ先物見通し:反発、セキュリティ関連が下支え、25日線の回復が争点
本日のマザーズ先物は反発が予想される。4日の米国市場は朝方発表された5月雇用統計は、FRBが金融緩和の縮小を急ぐほどでないと受け止められ、その安心感から寄り付き後、上昇した。非農業部門雇用者数は前月比55万9000人の増加と市場予想は下回った一方、失業率は前の月から低下し、市場予想より改善が見られた。長期金利が低下したことで、ハイテク株にも買いが入った。ダウ・ナスダックともに終日堅調に推移し、ダウは最高値に迫っている。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では、時価総額上位のメルカリ<4385>が運営するサッカーJ1に関連した記事を日本経済新聞が報じており注目を集めることが期待される。また、サイバーセキュリティクラウド<4493>の攻撃遮断くんに関して日本経済新聞が報じており、セキュリティ関連銘柄が相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは25日線の回復、5日線を超えが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1175.0pt、下値のメドは1100.0ptとする。《FA》

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