概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、インフレ加速懸念の高まり

2021年5月20日 09:26

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記事提供元:フィスコ


*09:26JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、インフレ加速懸念の高まり
【ブラジル】ボベスパ指数 122636.30 -0.28%
19日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比343.66ポイント安(-0.28%)の122636.30で取引を終了した。123013.4から121595.3まで下落した。

売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、海外市場の下落もブラジル株の売り圧力を強めた。ほかに、原油など商品相場の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。

【ロシア】MICEX指数 3634.76 -1.44%
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比53.20ポイント安(-1.44%)の3634.76で取引を終了した。3693.82から3619.54まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源大手の売り手掛かり。また、ロシアとドイツをバルト海経由で直接結ぶ天然ガスパイプライン事業「ノルド・ストリーム2」に参加している企業に対し、米国が制裁を加えるとの観測も嫌気された。ほかに、海外市場がさえない展開を示したことがロシア株の売り圧力を強めた。

【インド】SENSEX指数 49902.64 -0.58%
19日のインドSENSEX指数は反落。前日比290.69ポイント安(-0.58%)の49902.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同77.95ポイント安(-0.52%)の15030.15で取引を終えた。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ加速懸念の高まりが追加の金融緩和期待を後退させた。4月の卸売物価指数(WPI)が約11年ぶりの高水準を記録したことを受け、同月の消費者物価指数(CPI)も予想以上に加速すると警戒されている。外部環境では、前日の米株安やこの日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド市場にも売り圧力が強まった。

【中国本土】上海総合指数 3510.97 -0.51%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.05ポイント安(-0.51%)の3510.96ポイントと4日ぶりに反落している。

利益確定の売りに押される流れ。上海総合指数は昨日まで3日続伸し、足元では約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。《CS》

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