東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけてユーロ買戻し

2021年5月6日 17:09

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:09JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけてユーロ買戻し

6日の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。早朝の取引で109円17銭を付けた後、日経平均株価の強含みでリスク選好的な円売りが優勢に。また、ドルの買戻しが強まり、午後には一時109円43銭まで値を上げた。ただ、夕方にかけてユーロ・ドルが切り返し、ドルは失速した。

・ユーロ・円は131円07銭から131円46銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1993ドルから1.2028ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円109円30-40銭、ユーロ・円131円40-50銭
・日経平均株価:始値29,024.01円、高値円29,430.22、安値28,966.47円、終値29,331.37円(前日比518.74円高)

【経済指標】
・独・3月製造業受注:前月比+3.0%(予想:+1.5%、2月:+1.4%←+1.2%)

【要人発言】
・中国外務省報道官
「G7声明は中国の内政に大きく干渉しており、断固避難する」
「世界的な回復を後押しするために、具体的な行動をとるべき」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18-19日分)
「昨年後半はプラス成長が続いたが、秋以降の感染再拡大を背景とした対面型サービスの下押し圧力で今年1-3月期はいったんマイナス成長の可能性」(何人かの委員)
「インフレの基調的な動きを示す指標が一段と低下している点には留意が必要(1人の委員)《TY》

関連記事