法政大教授、Twitter投稿写真から新種の海岸性ダニ類を発見 世界初

2021年3月29日 19:09

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記事提供元:スラド

法政大学の島野智之教授が、Twitterに投稿されていた写真から偶然、新種の海岸性ダニ類を発見したそうだ。銚子市で釣りをしていた会社員の方が撮影した1枚の写真に、北海道以南では見つかっていなかったハマベダニ属のダニ(ササラダニ類)がいたことに気がついたという。教授は新種では無いかと考え、共同研究者や写真を撮った会社員などとも協力して現物を採取し検証、新種であることを確認したそうだ(法政大学)。

今回の発見のきっかけがTwitterの写真であったことから学名は「Ameronothrus twitter」(和名:チョウシハマベダニ)と付けられたとのこと。今回の発見はTwitterで偶然見つかった世界で初めての動物の新種(生物では2例目)らしい。リリースでは今回の出来事はSNSによって誰もが新発見などに関与できる可能性があること示したとしている。

manmos 曰く、 法政大学島野教授がTwitterの一般ユーザ投稿写真から偶然新種の海岸性ダニ類を発見.学名はTwitterに由来

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