4日のNY市場は下落

2021年3月5日 06:47

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;30924.14;-345.95Nasdaq;12723.47;-274.28CME225;28900;-80(大証比)

[NY市場データ]

4日のNY市場は下落。ダウ平均は345.95ドル安の30924.14ドル、ナスダックは274.28ポイント安の12723.47で取引を終了した。追加経済対策の速やかな成立期待に加え予想を小幅下回った先週分新規失業保険申請件数を受けて寄り付き後堅調に推移。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、市場で思惑が広がっていた長期金利の上昇を抑制する措置を講じる可能性を示唆しなかったため長期金利が再び急伸したことが警戒感につながり下落に転じた。引けにかけて下げ幅を拡大。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落した一方で、エネルギーが上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の28900円。ADRの日本株はファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、オムロン<6645>が軟調。半面、ホンダ<7267>、HOYA<7741>、資生堂<4911>、エーザイ<4523>、日東電<6988>が小じっかりなど、対東証比較(1ドル107.94円換算)で高安まちまち。《FA》

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