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村上春樹の短編小説「ドライブ・マイ・カー」映画化、西島秀俊が主演&“喪失と希望”の物語
村上春樹の短編小説「ドライブ・マイ・カー」が映画化。2021年夏に全国公開される。
■村上春樹の短編小説が映画化
村上春樹が2013年に発表した短編小説「ドライブ・マイ・カー」。舞台俳優の家福(かふく)を主人公に、亡き妻の記憶が呼び起こす深い喪失感と仄かな希望を綴ったこの物語を、『寝ても覚めても』(カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品)、『スパイの妻〈劇場版〉』(ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞)で脚本を担当した気鋭・濱口竜介が映画化する。
<あらすじ>
舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…
■登場人物/キャスト
かねてから『ドライブ・マイ・カー』の映画化を切望していたという濱口のもとに集まったのは、実力を備えた豪華キャスト達。『サイレント・トーキョー』『奥様は、取り扱い注意』の西島秀俊を主演に、『ロマンスドール』の三浦透子、『さんかく窓の外側は夜』の岡田将生、『ノルウェイの森』の霧島れいかが、メインキャラクターを演じる。
主人公・家福悠介(西島秀俊)
妻を失った舞台俳優。喪失を抱えながら、希望へと一歩踏み出す心の機微を、西島秀俊が繊細に表現する。
渡利みさき(三浦透子)
主人公・家福の愛車を運転するドライバー。寡黙でありながら、芯のある女性。
⾼槻耕史(岡田将生)
物語を大きく動かすキーパーソン。
家福⾳(霧島れいか)
秘密を抱えたままこの世を去った、主人公・家福の妻。
■作品概要
映画『ドライブ・マイ・カー』
公開時期:2021年夏TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:濱口竜介
原作:村上春樹「ドライブ・マイ・カー」2013年初出、短編小説集『女のいない男たち』(文春文庫、2014年)所収
配給:ビターズ・エンド
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