NY株式:NYダウ167ドル高、原油高が支援材料に

2021年1月6日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY株式:NYダウ167ドル高、原油高が支援材料に
米国株式相場は反発。ダウ平均は167.71ドル高の30391.60ドル、ナスダックは120.51ポイント高の12818.96ポイントで取引を終了した。ジョージア州上院選決選投票を警戒し寄り付き後下落した。12月ISM製造業景況指数が2018年8月来の高水準を記録したため景気見通しの改善で上昇に転じ、その後もOPECプラスによる供給抑制合意を受けた原油価格の上昇がエネルギー関連株を支援し堅調に推移した。セクター別ではエネルギー、素材が上昇した一方で、食・生活必需品小売は下落。

石油大手のエクソンモービル(XOM)、シェブロン(CVX)は原油高を好感し軒並み上昇。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は、需要急増への対応で輸送能力拡充に向け航空機11機購入したとの報道が好感され上昇した。半導体のマイクロン(MU)はシティの投資判断引き上げが好感され上昇。電子署名のドキュサイン(DOCU)はアナリストによる目標株価引き上げで上昇した。一方、ソーラーパネルメーカーのファーストソーラー(FSLR)はゴールドマンサックスの投資判断引き下げが嫌気され下落。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、中国の大手国有通信会社、チャイナモバイル(中国移動)とチャイナテレコム(中国電信)、チャイナユニコム(中国聯通)て、上場廃止措置を進める意向はないと発表。昨年12月31日、中国人民解放軍との関係があると認定された企業への投資を制限する米大統領令に対応した3社上場廃止から方針を転換した。

Horiko Capital Management LLC《FA》

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