25日の中国本土市場概況:上海総合0.99%高で反発、電力・非鉄金属セクター高い

2020年12月25日 17:37

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記事提供元:フィスコ


*17:37JST 25日の中国本土市場概況:上海総合0.99%高で反発、電力・非鉄金属セクター高い
25日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比33.45ポイント(0.99%)高の3396.56ポイントと反発した(上海A株指数は1.00%高の3560.24ポイント)。


上海総合指数は序盤は前日の軟調地合いを継ぐ展開だったが、その後、買い戻しが入ると上げ幅を急速に拡大した。第14次5カ年計画(2021〜25年)が来年スタートするとあって、経済支援策の期待が持続している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、電力株の上げが目立つ。楽山電力(600644/SH)、金山(600396/SH)がそろってストップ高、華能国際電力(600011/SH)が3.3%高で引けた。


非鉄金属も急伸。盛屯鉱業(600711/SH)がストップ高、株州冶煤集団(600961/SH)が7.4%上昇した。給水・ガス供給、石炭、セラミック、ガラス株も買われている。


半面、造船株は安い。中船防務(600685/SH)が2.2%、中船科技(600072/SH)が1.3%ずつ値下がりした。小売株、酒造株、家電株の一角も売られている。


一方、外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.31ポイント(0.55%)高の239.51ポイント、深センB株指数が4.51ポイント(0.43%)高の1063.53ポイントで終了した。


25日の香港市場はクリスマス休暇で休場。週明け28日から取引が再開される。

亜州リサーチ(株)《FA》

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