AIによるコロナ検査「確率95%・5分程度・唾液」、「PCR:確率70%」、「発熱:確率?」(2)

2020年12月20日 18:22

小

中

大

印刷

■欧米の感染者数より2桁少なくても「医療崩壊」が日本で差し迫る訳は?

 「欧米の数値」並みに大きな数になれば、通常医療を含めて医療崩壊になるのは目に見えている。何しろ欧米の感染者は、日本社会の100倍の違いがあるからだ。

【前回は】AIによるコロナ検査「確率95%・5分程度・唾液」、「PCR:確率70%」、「発熱:確率?」(1)

 欧米と比較して、程度の差を見極めての政府の言動となっているのであろう。「GoToキャンペーンにより感染拡大したエビデンス(証拠)はない」と菅首相は幾度もコメントしている。だが、人の移動が感染拡大と無関係とすることは、かなり無理がある。それを政府も分かっていると見るべきであろう。

 確かに、欧米の感染者数と比較すると日本は2桁も感染者数が少ない。それでも「医療崩壊間近」と言われる訳は何なのか?

 厚生労働省『人口1000人当たりの臨床医師数、看護職員数、病床100床当たりの臨床医師数の国際比較』の図表3-2-6を見ると、『人口1000人当たりの臨床医師数、看護職員数の国際比較』では、最低ではあるがそれほどの大きな差はない。『病床100床当たりの臨床医師数の国際比較』では3倍から6倍の開きがあり、1床当たりの必要看護士が通常の5~10倍と言われるコロナ感染症対応としては、かなり苦しい現状が見えてくる。

 現場での実感は通常時との比較であるため、かなりの危機感となるのであろう。これは通常の医療体制から見直していかねばならないのが、“開発が行き過ぎた”地球の現実なのであろう。

■政府行政機関の管理技術の欠如

 人が動き回れば、感染拡大は「ある一定確率」で避けられない。これは「管理技術」や「品質管理」を知る人間なら、感染拡大を防ぐ完璧な接触手段がない以上に「当然」のことだ。しかし、現在はその確率を下げる手法が「3密を避け、手洗い励行、マスク着用」だけである。品質を保つ手法としては「注意します」であり、国民の自覚に任せるのがほとんどとなっている。

 これは、「火の用心」と社長が言ったら、部長が「火の用心」と課長に伝え、課長が「火の用心」とまた部下に伝えて、ただの伝言ゲームのようになってしまう最も無能な指示である。品質管理の教科書の「ダメな見本」である。管理技術の視点から見ると、日本政府から出る指示は「無能な管理職の指示」と言わざるを得ないが・・・、「勝負の3週間」の結果が事実であろう。

 だから当然に、「GoToキャンペーン」が一時中止となった。しかし、感染拡大を食い止める具体策が日本政府からは示されない。管理技術から言えば「無能」な管理職となる。民間の経営者、管理者であれば許されないレベルだ。

 そんな中で、朗報が届いてきた。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

続きは: AIによるコロナ検査「確率95%・5分程度・唾液」、「PCR:確率70%」、「発熱:確率?」 (3)

関連キーワード厚生労働省

関連記事