マザーズ指数は続伸、バイオ株の一角が上昇、値上がり率トップはアーキテクツSJ/マザーズ市況

2020年12月2日 17:48

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記事提供元:フィスコ


*17:48JST マザーズ指数は続伸、バイオ株の一角が上昇、値上がり率トップはアーキテクツSJ
本日のマザーズ指数は、米国市場でナスダックが史上最高値を更新したことや、マザーズ先物のナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でスタートした。寄り付き後は、AIinside<4488>など時価総額上位銘柄が強含みしたことから、マザーズ指数も一時、16.01pt高まで上昇する場面があった。しかし、時価総額上位のフリー<4478>やメルカリ<4385>などが下落したことが相場の重しとなり上げ幅を縮小し、前日終値を挟んだ方向感の無い値動きでの展開が続き、小幅続伸で本日の取引を終了した。なお、クラウド関連銘柄の下落が目立ち、相場の重しとなったが、好材料を発表したそーせい<4565>やアンジェス<4563>などバイオ株の一角が上昇しマザーズ指数を下支えしたようだ。マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で2079.12億円。騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり98銘柄、変わらず8銘柄となった。個別では、バイオ医薬品企業のバイオヘイブン社とグローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結したそーせいは3%を超える上昇となった。また、住宅ローンコンサルティングのMFSが26日に発表した調査で住宅購入希望者のうち戸建て派が44%とコロナ前の22%より増加したことが好感され個人住宅主体のアーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>がストップ高となった。そのほか、ロコガイド<4497>、JMC<5704>、みらいワークス<6563>が高い。一方、21年1月期第3四半期業績で営業利益を1.90億円の赤字と発表したピースリー<6696>は12%を超える下落となった。また、小売り業の11月の月次売上が失速していることからBASE<4477>は4%を超える下落となった。そのほか、アイリッジ<3917>、アズーム<3496>、バリュエンスHD<9270>は安い。《FA》

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