セ・リーグ、巨人が連覇 パ・リーグはソフトバンクが3年振りV

2020年10月31日 09:21

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 プロ野球セ・リーグ、マジックを1としていた巨人が30日、セ・リーグ2連覇を達成した。ヤクルトとのゲームを延長10回の末、引き分けに終わったが、2位の阪神もDeNAと引き分けた為、巨人の今季の優勝が決まった。2リーグ制以降、球団通算38度目、原監督は自身9度目のリーグ制覇となった。11月21日からの日本シリーズでパ・リーグクライマックスシリーズ(CS)勝者と対戦する。

■4番の1振りで連覇を手繰り寄せる

 リーグ優勝に花を添える形となったのは4番の鮮やかな1振りだった。0-1とリードされていた3回、2死2塁から岡本和真が内角低めの直球を捕らえると、打球は一瞬でレフトスタンド中段へと消えた。巻き込むようにバットを回転させた「技あり」の1発で、試合の主導権を取り戻した。

 これでホームランダービーでも2位と2本差となる28号、打点も86まで伸ばし、打撃タイトルリーグ2冠を維持している。今季は開幕から巨人の不動の4番としてチームを牽引、シーズン序盤より本塁打を量産するも、中盤以降は好不調の差が大きく、最近10試合は打率も1割台に沈んでいた。

 チームも優勝目前で足踏みが続いた中、貴重な場面での本塁打で主砲の役割を果たした。3年連続での30本越えも近づいてきており、リーグを代表するスラッガーに登り詰め、胸を張って昨年の雪辱に挑む。

■パはソフトバンク優勝も熾烈を極めるCS争い

 パ・リーグではソフトバンクが27日に3年振りの優勝を決めている。2位千葉ロッテとの直接対決に勝利したことで、優勝マジック点灯から僅か6日でリーグ制覇を成し遂げた。

 また、今季は上位2チームでのCSが行われることとなっており、2位争いも混とんとしている。現在、ロッテ、西武、楽天が1.5ゲームの中で激しく争っている状況だ。

 一時首位に並んだロッテは、主力選手の離脱以降勢いが失速、ここまで4連敗と苦しい戦いが続く。楽天はベテラン・岸が10月に入って3勝を挙げ復調、打撃陣も打率上位10傑に5人が名を連ねるなど、ここにきて投打とも状態が上がってきた。西武は11月、シーズンの最後に両チームとの連戦を残している。3連覇を逃すも、最終盤で意地を見せられるか。(記事:佐藤文孝・記事一覧を見る

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