アマゾンで購入した中国製バッテリーが原因で火災 アマゾンを提訴へ

2020年10月27日 17:33

印刷

記事提供元:スラド

Amazon経由で中国製の自動車用バッテリーを購入した結果、自宅が火事になったとして、宇都宮市の男性がAmazonの米国本社と日本法人を相手に賠償を求める訴訟を起こした。火災はAmazonが販売業者の選定や販売商品の審査を怠ったことが原因だと主張している。担当弁護士によるとこのような形でプラットフォーマー本社の責任を問う訴訟は珍しいようだ(共同通信京都新聞)。

少し前の産経新聞の記事によれば、男性はバッテリーメーカーのサイトの連絡先に電話をかけたがつながらなかったという。メールでのやりとりはできたものの、賠償請求の話になると音信不通になったとし、中国で弁護士を雇って対応したとしている。男性によれば、現在でもこのメーカーの製品は販売された状態にあり、口コミの評価も高いままになっているという。 

スラドのコメントを読む | 法廷

 関連ストーリー:
国際郵便の一部配達手数料が上昇改定へ、万国郵便条約の制度改正をうけ 2020年10月17日
日本政府、セキュリティの観点から中国製ドローンを排除へ。既存品も1~2年で入れ替え 2020年09月30日
Made in Hong Kongがなくなる? 米国が香港製表記は中国製にするよう義務化 2020年08月14日
国内でも中国製アプリ制限の動き。一部議連が政府に提案 2020年07月30日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事