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アメリカ英語 vs. イギリス英語 勉強するならどっち?
アメリカ英語とイギリス英語のどちらを勉強すればいいのかは、昔からよく議論されるテーマだ。
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基本的には自分の好きな方で勉強すればいいと思うし、仕事や留学などでどちらとより深い繋がりがあるかで変わってくるだろう。
今回は、アメリカ英語とイギリス英語どちらで勉強するべきか、また、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて紹介していく。
■英語を勉強するなら断然「アメリカ英語」がオススメ!
英語を勉強するなら、間違いなくアメリカ英語で勉強した方がよいと断言できる。
もちろんこれは、イギリス英語がアメリカ英語より劣っているという話ではない。理由は、単純に日本で手に入る英語教材のほとんどが、アメリカ英語をもとにつくられているからだ。
最近でこそイギリス英語の教材も手に入るようになったが、なんと言っても学校で習う英語も基本はアメリカ英語だ。そう考えると、ムリにイギリス英語を選ぶ必要もないだろう。
また発音の違いも大きい。イギリス英語の発音は比較的カタカナに近く、日本人には話しやすいと言われている。たしかにそういった面はあるが、逆にいつまでもカタカナ英語のまま話す癖がついてしまい、上達しづらいというデメリットもあるのだ。
この辺については、歌手のGACKTさんのYouTubeチャンネルが参考になるかと思う。
◯「英語ガク習塾 Lesson 0 ~塾長のご挨拶~」(20:52~)
https://www.youtube.com/watch?v=FgmkBbhZ4pU
■アメリカ英語とイギリス英語の主な違いとは
アメリカ英語とイギリス英語の違いを「単語と文法」の面から簡単に紹介しておこう。
【単語】
英語学習者なら知っている人も多いと思うが、言い方が異なる単語がいくつもある。
・休日: 米 vacation / 英 holiday
・地下鉄: 米 subway / 英 underground
・行列: 米 line / 英 queue
ちなみに「米 color / 英 colour(色)」のように、読み方は同じでもスペルが違うケースも多い。
【文法】
アメリカとイギリスの文法でもっとも違いを感じるのは、「過去形と現在完了の使い方」だと思う。
アメリカ人が過去形を好むのに対して、イギリスではより現在完了形が好んで使われる。例えば「彼はもう行っちゃったよ」と言いたい場合、以下のようになる。
・米:He already left.
・英:He has already left.
米・英の過去形と現在完了形の違いについては、有名教材「English grammar in use」にも注釈されているので、興味があれば確認してみるといいだろう。
アメリカ英語とイギリス英語の違いは本当にたくさんあり、自分もオーストラリアに住んでいた時に、「have」を「have got」と言われて困惑したのを覚えている。
当記事ではアメリカ英語をすすめてはいるが、ハリーポッターが読みたい人やイギリスに留学する人は、もちろんイギリス英語を学んだ方いい。ようは自分に適している方を選べばいいのである。
※「English grammar in use」
https://cambridge-university-press.jp/material/giu_br-2/(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る)
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