【投資初心者向け】注目のポイント投資、銘柄選びに心がけることとは

2020年8月24日 19:27

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 資産運用は、余裕資金で行うのが今も昔も鉄則である。余裕資金とは、当面使う予定がない資金などを指す。要は、減少することで生活に影響のあるような資金での投資は避けるべき、ということである。しかし、昨今の超低金利時代では、なかなか余裕資金自体が貯まらないという声も多くある。

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 そこで注目されているのが、ポイント投資である。

 ここで言うポイントとは、物品購入やサービス利用などで還元されるポイントを指す。例えば、楽天グループの利用でもらえる「楽天ポイント」、docomoの携帯料金支払いやd払い利用でもらえる「dポイント」などがある。

 通常1ポイント1円として普段の買い物などで利用できるほか、各社の提携先である証券会社で資産運用の原資として利用することもできる。

 ポイントを利用した投資でバリエーションが豊富なのは、楽天証券である。楽天グループ各社の利用で貯まった楽天ポイントを、同じく楽天グループの楽天証券にて国内株式や投資信託の購入に利用できる。NISA口座などの非課税口座での利用も可能なので、投資家にとってメリットが高いと言える。

 dポイントを利用したポイント投資をする場合は、まずSMBC日興証券にてイージートレードの口座を開設する必要がある。口座開設後、SMBC日興証券のサービスである日興フロッギーにて、dアカウントを連携後、dポイントを利用した投資が可能になる。日興フロッギーでは、東証上場株式3,760銘柄およびETF(上場投資信託)の購入が可能だ。

 投資初心者がポイント投資を行うメリットとして、万が一損失が出ても自己資金の減少がないということが挙げられる。各社のポイントとは、いわば買い物やサービス利用での副産物と言える。その副産物から利益が出れば万々歳だが、もし損失が出たとしても金銭的な痛手は少なく済む。

 これらを踏まえ、ポイント投資の銘柄選びでチェックしたいポイントがいくつかあるので紹介したい。

 ポイント投資は、通常100円(100ポイント)程度から購入できる。そのため、これまで興味はあってもチャレンジしたことがなかったジャンルの銘柄を思い切って購入してみるのも良い。例えば、投資信託をメインで行っていた初心者投資家が、株式投資のデビューとして1株数百円程度の株を購入し、その動向を見るのも良いだろう。

 ポイント投資では、その後ポイントで「買い増し」を進めることもできる。保有ポイントの範囲内で、1株からコツコツ買い増していき、100株に到達すればポイント投資だけでも株主になることも可能である。配当金や株主優待も期待できる。

 ポイント投資では、ETF(上場投資信託)にチャレンジしてみるのも良いだろう。ETFは、日経平均株価や、東証株価指数(TOPIX)などの指数に連動するように運用されている商品で、投資信託の一種である。指数に連動しているため、ETFを1つ持っておくと自ずとリスクの分散が可能である。

 ポイントとはいえ、現金と同じように投資が可能である。銘柄選びではじっくり吟味し、資産として育てていくことをお勧めする。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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