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ニュースを素材にリアルなイギリス英語をやさしく学べるポッドキャスト
今回は、イギリス英語に興味のある人、ニュースで英語を学びたい人におすすめのポッドキャストを紹介する。1回10分程度のコンパクトなサイズのため、本格的な英語のポッドキャストは初めてという人も無理なく聴き続けられるだろう。
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■最新ニュースでボキャブラリーを学べる
イギリスの公共放送局であるBBCには、海外向けに国際放送を行う「BBC World Service」というラジオ局がある。イギリス英語で世界のニュースが学べる有益な放送だが、「これはまだレベルが高い」という人におすすめなのが、世界の最新ニュースを題材にボキャブラリーを学べるポッドキャスト「Learning English News Review」である。
このポッドキャスト、冒頭にも書いたように1回当たりの放送時間は10分前後である。本家のBBC World Serviceで扱った最新ニュースを題材に、そのニュース内で使用されたキーとなる3つのボキャブラリーや表現に注目し、それをホストの2人が丁寧に解説してくれるという内容だ。
ニュース番組そのものを英語学習の素材とするのはハードルが高いという人でも、このコンパクトなサイズと丁寧な解説なら十分についていけるだろう。
ちなみに、執筆時点の最新回(2020年8月19日分)は、ベラルーシの大統領選挙に対する抗議デモのニュースを扱っており、ニュースのヘッドラインで用いられた「eclipses」、「someone/something’s moment」、「embattled」という3つの表現を紹介している。
■スクリプトはYouTube版で確認できる
スクリプトがないのがこのポッドキャストのネックであるが、ボキャブラリーの説明ではスペルを1文字ずつゆっくり発音してくれるため、耳馴染みのない言葉でも自分で調べられるようになっている。さらに、このプログラムにはYouTube版もあり、字幕付きで同じ放送内容を動画で視聴できるようになっているため安心だ(動画はBBC Learning Englishのチャンネル内を参照)。
■リアルなイギリス英語で学習したい方におすすめ
最近はCoronavirus関連のニュースが多く、その影響で収録もスタジオではなくテレワークに移行している。そのせいもあって音声に乱れが生じることもあるのだが、好意的に解釈するなら、生硬なニュース音声で英語を学習するよりも、臨場感があってよいのではないだろうか。最新のトピックで正統なイギリス英語を学びたい人におすすめしたい。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)
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