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エーザイは米国で「アデュカヌマブ」優先審査指定などが注目され昨年来の高値
■米バイオジェン社と共同開発するアルツハイマー病治療薬候補
エーザイ<4523>(東1)は8月11日、一段高となり、9時50分にかけて14%高の9819円(1203円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、2018年12月以来の水準に進んだ。8月7日の取引終了後、米バイオジェン社と共同開発するアルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」について、米FDA(食品医薬品局)から優先審査指定などを受けたと発表。注目集中となった。
発表によると、このほど、「アデュカヌマブ」のアルツハイマー病治療薬としてのBLA申請(生物製剤ライセンス申請)が米国FDAに受理され、優先審査に指定された。優先審査指定により審査期間が短縮され、PDUFAアクションデート(審査終了目標日)が2021年3月7日に設定された。
新薬として承認された場合、「アデュカヌマブ」はアルツハイマー病の臨床症状の悪化を抑制する初めての治療法となり、かつ脳内アミロイドベータ(Aβ)の除去が臨床結果の改善をもたらすことを初めて実証した薬剤になるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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