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逮捕歴ツイートの削除認められず 東京高裁で原告男性が逆転敗訴
記事提供元:スラド
Twitter上で10年近く前の逮捕歴が実名で書かれた投稿が表示され続けるのは、プライバシーの侵害だとして、男性がTwitterに対して、ツイートの削除を求めた訴訟の控訴審判決が29日に行われた。東京高裁は1審の東京地裁判決を取り消し、原告の請求を棄却した(朝日新聞、共同、毎日新聞)。
野山宏裁判長は投稿について、ツイッターは世界で6番目にアクセスが多いサイトだが、投稿の削除を請求できるのは「誰でも閲覧できる状態を続ける必要性などと比べ、公表されない法的利益が明らかに優越する時に限られる」と述べた。Google検索などの一般検索サイトでは既に逮捕歴が表示されておらず、男性が不利益を受ける可能性は低いとして、「削除する利益が明らかに優越するとはいえない」と結論づけたとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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