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小松基地航空祭、2020年は中止に 航空祭は軒並み中止へ
●中部地方最大級の航空祭が中止
航空自衛隊小松基地は25日、2020年度に予定していた航空祭を中止すると発表した。新型コロナウイルスの流行に伴うもので、来場者の感染拡大防止ができないことが最大の理由。小松基地の航空祭は、中部地方最大規模の航空祭であるだけでなく、航空自衛隊の航空祭の中でもかなり大きな規模のお祭りであり、中止の発表は多くの方面に影響を与える。
●例年なら7万人が訪れるイベント
航空自衛隊小松基地の航空祭は、2019年9月に開催された前回は来場者数が約7万人と、非常に規模が大きい。飛行教導群のF-15機動飛行、U-125A、UH-60Jの救難展示をはじめ、F-16機動飛行、F-2とF-4の展示、ステージイベント、車両や装備品の地上展示などを実施。ブルーインパルスによる飛行展示も行われる。関西や関東から訪れる人も多く、基地だけでなく宿泊施設を提供するホテルやバス業界にも大きな影響を与える。
●全国で行われる航空祭が中止を発表
2020年に開催が予定されていた航空祭のうち、既に千歳基地、三沢基地、美保基地、静浜基地、松島基地などで行われる航空祭が中止を発表した。航空祭は航空ファンだけでなく、地元の経済にも大きな影響を与える。秋以降に行われる航空祭も中止が予想されており、2020年は航空祭が行われないことも考えられる。
●空の日イベントはどうなるか
航空祭と並んで、航空ファンが注目しているイベントに「空の日イベント」がある。日本では9月20日を空の日として、日本各地の空港でイベントが行われる。飛行機に関連したイベントだけでなく、地元の産業を活性化させるイベントであるが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれている。既に一部のイベントでは中止を発表しているが、今後の動向に注目が集まっている。なおイベントの可否については、各空港のホームページなどで告知される。(記事:speedbird・記事一覧を見る)
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