映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』誰も話したがらない“事件”の真相とは?A24最新作

2020年6月12日 19:57

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』が、2020年8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国公開。製作は、『ムーンライト』『ミッドサマー』で注目を集めるスタジオA24と、ダニエル・ラドクリフ主演映画『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート監督が再タッグを組む。

■誰も話さない“事件の真相”ーミステリー仕立てのダーク・コメディ

 ダニエル・シャイナート監督とA24が今回挑むのは、実際の事件に着想を得たという、ミステリー仕立てのダーク・コメディ。映画のタイトル通り、事件の被害者となった“ディック・ロング”の死因をめぐり物語が進行していくのだが、唯一事件の真相を知る仲間たちは何故か頑なに口を割ろうとはしない。怪死事件に隠された衝撃の“ヒミツ”とは何なのか?!この事件の真相、深堀厳禁ー。

■あらすじ

 ジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間。ある晩、練習と称しガレージに集まりバカ騒ぎをしていたが、あることが原因でディックが突然死んでしまう。やがて殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、自分たちの痕跡を揉み消そうとする。誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?

■『ファーゴ』を彷彿させる仕上がり

 とある“秘密”をめぐり、白日のもとにドタバタぶりと悲哀が絶妙なバランスで描かれる様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を彷彿とさせる仕上がり。また舞台となるアメリカ南部出身のアンサンブル・キャストによる、笑いを誘う迫真の演技、そしてステインド、クリード、そしてニッケルバックらモンスターロックバンドの楽曲が映画に彩りを添えている。

■監督自ら出演

 なお事件の被害者であり、物語のキーを握るディックは、本作で俳優デビューとなるダニエル・シャイナート監督自らが熱演。また映画の予告編のナレーションは、「新世紀エヴァンゲリオン」碇ゲンドウ役で知られる立木文彦が担当している。

■作品詳細

 映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』
公開日:2020年8月7日(金)
監督:ダニエル・シャイナート
脚本:ビリー・チュー
出演者:マイケル・アボット・ジュニア、ヴァージニア・ニューコム、アンドレ・ハイランド、サラ・ベイカー、ジェス・ワイクスラー、ロイ・ウッド・ジュニア、スニータ・マニ 配給:ファントム・フィルム

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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