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PayPay「ボーナス運用」、「PayPayボーナス」からの直接運用が可能に
追加された機能のイメージ。(画像: One Tap BUYの発表資料より)[写真拡大]
One Tap BUYとPayPayは28日、One Tap BUYがPayPayアプリの中で提供している「ボーナス運用」において、疑似運用を行うたびにPayPayボーナスからOne Tap BUYの独自ポイントに交換する必要がなくなる、「自動追加機能」の提供を開始した。
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「自動追加機能」は、PayPayアプリにてあらかじめ設定することで、利用可能となる。PayPay決済利用時に付与されるボーナスを利用した「ボーナス運用」を初めて利用するユーザーや、すでに運用中のユーザーが、ポイントを追加する際の手続きの簡略化につながる。
4月15日より提供を開始している「PayPayボーナス運用」とは、「PayPayボーナス」をOne Tap BUYが提供するポイントに交換し、交換したポイントを使って疑似運用が体験できるサービス。ボーナス運用にかかる手数料などは一切不要で、証券口座の保有・新規開設の必要もない。現金を使わずに、ポイントを使って気軽に投資の体験が可能となる。
PayPayアプリのホーム画面の中から「ボーナス運用」を選び、2コースから選ぶ運用スタイルと、ボーナス運用額を設定するだけで疑似運用を開始することができる。
短期運用向けの「チャレンジコース」では、「DIREXION S&P 500 3X」(SPXL)で運用する。アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下するコース。値上がりも大きいが、同時に値下がりも大きいため短期運用に向いているとしている。
長期運用向けの「スタンダードコース」の運用銘柄は「SPDR S&P500 ETF」。アメリカを代表する複数企業に分散して投資する仕組みで、大きな変動が少なく、長期運用に向いているとしている。
One Tap BUYは、今後も「ボーナス運用」の順次アップデートを行う予定で、よりユーザーに投資を身近に感じてもらいたい、としている。PayPay決済のさらなる進化とともに、金融サービス全体の提供も視野に入れているという。
キャッシュレス決済が世の中に浸透していく中で、このようなポイントを活用した投資や運用は、各社工夫を凝らしている。PayPayボーナス運用の他に、「楽天ポイント運用」「Pontaポイント運用」などがある。
いずれも現金を一切使わず、保有しているポイントを活用して投資や運用をすることから、万が一損失が発生しても現金資金が減ることもないため、特に投資初心者はまず「ポイント運用」を実践してみると良いのではないだろうか。その中で、投資の基本知識などを学び、自身の投資スタイルを確立することをおすすめしたい。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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