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ピクスタは反発の動き
ピクスタ<3416>(東マ)は、デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」運営を主力としている。20年12月期第1四半期は大幅営業減益だった。当面は新型コロナウイルスの影響が懸念材料として意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は急反落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
■デジタル素材オンラインマーケットプレイス「PIXTA」が主力
インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材を販売するオンラインマーケットプレイス「PIXTA」運営を主力として、クリエイティブ・プラットフォーム事業を展開している。国内外のクリエイターからクラウドソーシング形式でデジタル素材を収集し、素材を必要とする法人・個人向けに販売する。20年4月にはデジタル素材点数が5000万点を突破した。
新規事業として出張撮影プラットフォーム「fotowa」や、スマホ写真マーケットプレイス「Snapmart」も展開している。
■20年12月期は新型コロナウイルス影響懸念
20年12月期連結業績予想は、売上高が19年12月期比11.9%増の30億87百万円、営業利益が49.3%増の2億40百万円、経常利益が53.6%増の2億37百万円、純利益が78.3%増の1億61百万円としている。
第1四半期は、売上高が前年同期比2.2%減収、営業利益が74.7%減益だった。新型コロナウイルスで、広告主の広告支出減少と制作に使用するデジタル素材需要の減少、外出自粛・イベント中止に伴う出張撮影自粛・キャンセルなどの影響を受けた。通期予想を据え置いたが下振れに注意が必要だろう。
当面は新型コロナウイルスの影響が懸念材料として意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は戻り高値圏から急反落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。5月22日の終値は1240円、時価総額は約28億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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