セグエグループは調整一巡

2020年5月25日 08:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 セグエグループ<3968>(東1)はITソリューション事業を展開している。20年12月期第1四半期は減収減益だったが、通期は増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。

■ITソリューション事業を展開

 ITソリューション事業(ソリューションプロダクト事業、ソリューションサービス事業)として、ITインフラおよびネットワークセキュリティ製品の設計・販売・構築・運用・保守サービスを展開している。海外メーカーのセキュリティ製品の取り扱いを主力として、自社開発品も強化している。

■20年12月期1Q減収減益だが、通期増収増益予想

 20年12月期連結業績予想は、売上高が19年12月期比14.2%増の110億12百万円、営業利益が6.0%増の5億81百万円、経常利益が7.2%増の5億94百万円、純利益が6.1%増の4億36百万円としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比7.1%減の24億91百万円で、営業利益が22.7%減の1億66百万円だった。ソリューションサービスは順調だったが、ソリューションプロダクトが大型案件減少で低調だった。

 通期は増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価(19年12月1日付で株式2分割)は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。5月22日の終値は819円、時価総額は約94億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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