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欅坂46 OGたちの活動再開はグループに追い風を吹かせるか?
コロナによる自粛は、乃木坂をはじめとするアイドルグループにも深刻な影響を与えている。
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ライブや握手会を開催できず、冠番組も収録ができないで、過去映像の総集編を流すことも増え、舞台などの外仕事も中止が相次いでいる。
そんな中、欅坂を卒業したメンバーがこの春、個人発信のSNSを軸に次々と活動を再開している。
志田愛佳は「花キューピット」のCMに出演、織田奈那や長沢菜々香もYouTubeやInstagramを開設し、情報発信を始めるなど、グループ卒業後も生き生きと活動をしているのを見ると、喜ばしい気分になるファンも多いのではないだろうか?
しかしながら、古巣となる欅坂46の冬の時代は、なかなか先が見えない。
何しろ、最後にCDを出してから、もはや1年以上。冠番組はあるものの、歌番組などの出演機会は減り、メディア露出がどうしても広がりにくい状態は打開できていないのが現状だ。
こうなると、「坂道合同オーディション」で欅坂に配属されたメンバーの状況はさらに苦しいものとなる。
同時にオーディションを受け、同期である乃木坂の4期生からは、金川紗耶が『Ray』の、遠藤さくらが『non-no』の専属モデルとなった。早川聖来は舞台に呼ばれ、田村真祐がラジオのレギュラーをゲットするなど、活発に活動している。乃木坂25thシングルのカップリングである4期生曲『I see…』は750万という、表題曲を上回る再生回数をたたき出すという快挙も達成している。
しかし、欅坂の2期生は、現在のところ、これといった大きな露出は得ていない。
平手友梨奈をセンターとして作り上げてきた世界が崩壊(?)して、新しい世界を作っていかなければならない彼女たちにかかる期待は大きく、運営が慎重になってしまうのは無理もないところだが、記者が感じる限り、欅坂2期はとんでもなくパワーのある逸材、精鋭が揃っている。
歌に、ダンスに、小気味のよい印象の森田ひかる、ムードメーカーであり、有能さがにじみ出ている上に、有名クイズ番組で伝説を残した松田里奈。CMにも起用されているルックス最強の関有美子、田村保乃など、スポットライトを当てれば世間をあっといわせるだけのポテンシャルを備えているのだから、なんとか少しでも早くブレイクの光を当ててやりたいと思うのだ。
今回の自粛で出鼻をくじかれた格好ではあるが、OGたちによるネットでの再始動で欅坂の名前がより定着し、母体であるグループが緊急事態宣言解除とともに、反撃ののろしをあげるであろうことを期待してやまない。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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