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米宇宙軍にサテライトジャマーが配備される
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
2019年12月に発足した米宇宙軍に、同軍初となる攻撃兵器・サテライトジャマーが配備された(Interesting Engineering、GIGAZINE、Slashdot)。
このサテライトジャマー(正式名称はCounter Communications Systems、CCS)は、対象とする人工衛星の通信を妨害するシステムで、ターゲットを数分で無力化できるという。2004年から米軍への導入が進められており、開発・改良が続けられているという。
CCSは航空機や地上輸送車両に設置して移動できるという特徴がある。さらに今回導入されたバージョンである「Block 10.2」ではこれまでにないほど多くの周波数を対象に妨害を行えるそうだ。すでに宇宙軍には16基が引き渡し済みで、さらなる増備計画もある。
なお、今月15日はロシア軍が衛星攻撃兵器の実験を行ったとする報道があったことから、今回の米宇宙軍による衛星妨害兵器の配備発表は、ロシアを牽制する意味もあるのかもしれない。
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