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Google Chrome、SameSite cookie強制を一時的に中止
headless曰く、
Googleは3日、Google ChromeにおけるSameSite cookieの強制を一時的に中止することを発表した(Chromium Blog、9to5Google、Ghacks、Android Police)。
SameSite cookieは他サイトに対するリクエストでのcookie送信を「SameSite」属性により制御する仕組みで、CSRF攻撃を防ぐことが可能になる。2月リリースのChrome 80ではサードパーティーコンテキストで「SameSite=None; Secure」がセットされたcookieのみを許可するセキュリティ強化が追加され、徐々にロールアウトしていた。
ただし、この変更に対応することで一部のサービスでの問題発生が報告されており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に困難な状況を生む中、必要なサービス提供が中断されないようにするため一時的なロールバックを決定したとのこと。ロールバックは3日から開始されており、この変更によるユーザーやサイトへの影響はないとみられている。SameSite cookie強制の再開など、今後の計画に関しては「SameSite Updates」ページで報告するとのことだ。
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