ロシア連邦保安庁の下請け企業、IoT機器を狙った攻撃ツールを開発

2020年3月25日 18:14

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 昨年7月、ロシア連邦保安庁(FSB)の下請け企業SyTechがサイバー攻撃を受けた。FSBは旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後継的な立ち位置の組織で、海外での電子情報収集も職務に含まれている。プーチン大統領に直接報告できる権限もあるようだ。攻撃を受けた結果、7.5TBものデータが流出する結果となり、FSBが進めていたいくつかのプロジェクトが明らかになっている

 Forbesによると、ここで流出した情報から、FSBが新たなハッキングツールを開発していたことが明らかになった。これはIoT機器をターゲットにしたもので、脆弱性を活用してサイバー攻撃を行うシステムだという。IoT機器は出荷時の設定のまま使われていることが多く、セキュリティが甘いとされている。このツールの目的はこれらのIoT機器にアクセスすることではなく、踏み台にして大きな標的を攻撃することだという。

 先のハッキンググループによって入手された資料によれば、数十万台のマシンに対する強力な攻撃により、ソーシャルネットワーキングサイトやファイルホスティングサービスが数時間アクセス不能になる可能性があるとしている。また、米国および欧州のインターネットプラットフォーム、またはロシアに隣接する国家のインフラストラクチャが攻撃の対象になるとも推測されている(ForbesSlashdot)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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