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ユニーとドンキの共同店、愛知県大口町にオープン オフプライス事業開始へ
オフプライス事業を始めるMEGAドン・キホーテUNY大口店(PPIH発表資料より)[写真拡大]
PPIHグループのユニーとドン・キホーテが手を携えた新業態店の「MEGAドン・キホーテUNY大口店」が3月24日、愛知県大口町丸でオープンする。ユニーのアピタ大口店を全面改装した店舗で、2階にはPPIHグループで初めてオフプライス事業を展開する「オフプラMEGAドン・キホーテUNY大口店」が入る。
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オフプラ店は売り場面積約1,000平方メートル。小売店が大量に抱えていた過剰在庫や廃棄・焼却処分予定の商品を買い付け、販売する。商品構成はメンズ・レディース向けのカジュアル衣料やスポーツ衣料、キッズ衣料、靴、バッグ、アクセサリーなど約3万3,000点。1点物や日本未発売のレア物も販売を予定している。
PPIHグループがオフプライス事業に乗り出すのは、アパレル業界で売れ残った商品の廃棄処分が、社会問題化してきたことがきっかけ。アパレル業界では売れ残りの一部をセール販売やアウトレット販売で処分しているが、売り逃がしを避けるため必要以上に生産するので、どうしても大量の廃棄商品が出る。
PPIHグループは、廃棄処分を減らして循環型社会の構築に向けて踏み出すとともに、魅力ある商品を高い値引き率で来店客に提供しようと、オフプライス事業参入を決めた。大口のオフプラ店がグループ1号店となるが、2020年中に複数店を新たにオープンし、取扱商品の拡大に努める。
MEGAドン・キホーテUNY大口店は4階建てで、1、2階部分で営業する。売り場面積は直営部分で約1万平方メートル。生鮮食品から酒、日用品、衣料品、玩具、カー用品、家電、医薬品まで幅広い商品構成とする。駐車場は約1,600台分が確保される。
大口町は人口約2万4,000人を抱える名古屋市のベッドタウン。大口店は増加する近隣住民と広域から来店するファミリー層を主なターゲットとして、ニーズに合わせた柔軟な品ぞろえを展開することにしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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