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映画『ハニーランド 永遠の谷』“ヨーロッパ最後”の自然養蜂家の女性に迫る自然ドキュメンタリー
記事提供元:ファッションプレス
映画『ハニーランド 永遠の谷』が、2020年春にアップリンク渋谷・吉祥寺ほかで公開される。
■北マケドニア、ヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性を追って
映画『ハニーランド 永遠の谷』は、ギリシャの北に位置する北マケドニアを舞台に、ひとりの養蜂家の女性を追ったドキュメンタリー作品。彼女が暮らすのは、北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない土地。そこで寝たきりの盲目の老婆と共に暮らしながら、“ヨーロッパ最後”の自然養蜂家の女性として、慎ましやかに生活を営んでいる。
■“蜂の生活も守る”持続可能な生活の中で
彼女のモットーは、「半分は自分に、半分は蜂に」。野菜や果実の実りに、重要な役割を果たす蜂たちの生態を壊さぬように、持続可能な生活と自然界のバランスを保つことを大切に考えている。
しかしそんなある日、彼女の暮らす土地に、突然見知らぬ家族たちがトレーラーで押し寄せる。子供たちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生… 3年の歳月と400時間以上の撮影から生み出された、人間と自然界の悲しみや希望を丁寧に描き出す。
■映画賞を席巻!アカデミー賞にもノミネート
国際的な数々の映画祭において、30以上の受賞を連ねて注目を集めている本作。第92回アカデミー賞においては、ドキュメンタリー映画賞をはじめ、2020年度の話題作『パラサイト 半地下の家族』と共に、国際映画賞(旧・外国語映画賞)にノミネート。受賞こそ逃したもの、ドキュメンタリー作品が、国際映画賞部門に選出されるのは、アカデミー賞史上初の快挙となる。
■詳細
映画『ハニーランド 永遠の谷』
公開時期:2020年春
監督:タマラ・コテフスカ、リュボミル・ステファノ
2019年北マケドニア映画
配給:オンリー・ハーツ
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