アンテプリマ、2020-21年秋冬コレクション発表 白銀の荒野、自然の息吹

2020年2月24日 08:37

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記事提供元:ファッションプレス

 アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2020-21年秋冬コレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。シーズンテーマはUnframed Happiness。

■ミッキーマウス&ミニーマウスがワイヤーバッグに

 アンテプリマは2020年の子(ねずみ)年を祝し、ミッキーマウスとミニーマウスをデザインに取り入れた「アンテプリマ ディズニー コレクション(ANTEPRIMA Disney COLLECTION)」の新作をランウェイで披露。ミッキーマウス&ミニーマウスの顔を球体型バッグで表現した遊び心あふれるアンテプリマ/ワイヤーバッグが、エレガントなコレクションに遊び心を添えた。

■白銀の荒野を思わせるカラーパレット

 レディトゥウェアは、雪が舞う季節に相応しい白銀の世界を思わせるホワイトニットやゴールドに煌くテキスタイルのセットアップからスタート。耳元では氷のように透明感のあるモチーフをあしらったイヤリングが、幻想的な雰囲気を放っている。

 その後は、たっぷりと生地を使い流麗なシルエットを描いたブラウンのガウンコートや、レーシーなベージュ色ニットドレス、カーキのニットジャケットなど、アースカラーをメインに展開。純白のピースにネイチャーカラーのアイテムを織り交ぜることで、雪がしんしんと降り積もる荒野のようなカラーパレットを作り出した。

■自然の息吹を纏って

 落ち着きのある上品なカラーパレットに、自然の息吹を纏っているかのようなアクセントを加えるのが、「幸福を告げる」という花言葉を持つカランコエの刺繍やプリントを施したドレスなど。モデルが歩くたびに裾が美しく揺れ動き、魅惑的なグラデーションカラーが見え隠れするプリーツワンピースも、躍動感をもたらしている。アーガイル柄を幾何学的に再構築したネオ・アーガイルのコートは、コレクション全体にモダンな印象をプラスした。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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