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クラウドソーシングの副業は稼げないのか? (1) 「タスク案件」

2020年2月17日 12:44

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 クラウドソーシングサイトは、フリーランスから副業まで多くの人が利用している。副業者にとっては、仕事探しから報酬を受け取るまでがパッケージ化されているので利便性が高い。

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 利用者が増えると、悪い評判も同時に増える。よく目にするのは、クラウドソーシングは稼げないというネガティブなものだ。本シリーズでは、クラウドソーシングの副業が本当に稼げないのかについて考えていきたい。

■タスク案件のメリットは初心者でもチャレンジしやすい

 副業を始めようとする多くの人にとって、クラウドソーシングは有力な選択肢の一つとなっている。クラウドソーシングには、大きく分けてタスク形式、プロジェクト形式、コンペ形式の案件が存在している。

 中でも初心者にとってチャレンジしやすいのが、タスク案件だ。タスク案件とは、発注者によって公開された仕事に不特定多数の受注者が参加して作業を行う仕組みである。多くの場合は、データ収集・入力、口コミ、サイトの閲覧、体験談などの軽いライティングといった仕事が多い。

 タスク案件は、高いスキルを求められない単純作業がほとんどだ。そのため、副業初心者にとっては気軽にチャレンジしやすい。しかしながら、スキルを求められない単純作業なだけに、報酬単価も低い傾向にある。

■タスク案件はクラウドソーシングに慣れるために活用

 タスク案件で稼げないというネガティブな評判が多いのは、その報酬単価の低さが大きな理由だ。加えて、作業時間も考慮すると、その印象はさらに強まるだろう。

 副業初心者がタスク案件に取り組むと、割いた時間と得られた報酬から”非効率的だ”と感じるかもしれない。事実、タスク案件だけで月数万円の副業収入を得るのは、継続性の観点からも賢明な選択ではない。

 だが、タスク案件にもメリットがある。それは、クラウドソーシングの利用やワークフローに慣れるために活用することだ。責任やプレッシャーの低いタスク案件を重ねることで、クラウドソーシングの副業がどのようなものなのか体感して学ぶのである。

 ただそうはいっても仕事であるから、案件によっては質も求められ、評価も受ける。これが低評価であれば、クラウドソーシングの副業を続けていく上で、足枷になってくる場合もある。

 クラウドソーシングの副業は、発注者のクライアントとWeb上のみでコミュニケーションを取るのが特徴的だ。この特有の難しさを知るためにも、リスクの低いタスク案件で経験を重ねるのは、理にかなっているだろう。

 タスク案件は、単価の低さだけを見て、クラウドソーシングが稼げないと判断してしまうのは拙速だ。クラウドソーシングでの副業のファーストステップと捉えるべきだろう。(記事:西島武・記事一覧を見る

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