ソフトバンク元社員、業務情報をロシアに渡したとして逮捕

2020年1月28日 16:01

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 ソフトバンクの機密情報をロシア人に提供したとして、不正競争防止法違反(保護される営業秘密の漏洩)で逮捕された(ITmediaソフトバンクの発表AERA dot.FNN PRIME)。

 持ち出されたのは営業情報や通信設備の構築業務に関する作業手順書などとのこと。容疑者はソフトバンクのインフラ整備部門の統括部長だったとのことで、在日ロシア通商代表部職員に数回接触し情報を渡し、1回あたり数万円の報酬を受け取っていたという。

 ロシアのスパイは日本でそれなりに活動している模様で、過去に本件以外の摘発事例がある。

 持ち出された文書には顧客の個人情報や通信の秘密に関わる情報、取引先に関する情報などは含まれていなかったとのこと。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | ビジネス | 日本 | 情報漏洩

 関連ストーリー:
経産省、スパイ対策を強化へ。セキュリティソフトの国産化も目指す 2019年12月27日
人気アプリ「ToTok」はUAE政府によるスパイウェアだったとの疑惑 2019年12月24日
Twitter社従業員、サウジアラビア王室批判投稿者の個人情報をサウジアラビア関係者に売る 2019年11月09日
流出した自衛隊ネットワーク資料で構築元を恐喝 2002年08月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事