関連記事
伊方原発でMOX燃料取り出し作業開始 国内商用原発としては初
記事提供元:スラド
四国電力・伊方原発で、使用済みMOX燃料の取り出しが1月13日に行われた。国内の商用原発でMOX燃料の取り出しを行うのは今回が初めて(毎日新聞、愛媛新聞、東京新聞)。
今回取り出された燃料は157本で、うち16本がMOX燃料。MOX燃料はプルトニウムとウランを混ぜた酸化物を使った燃料で、再利用が検討されているものの現時点ではその技術が確立されていないことから、取り出された燃料は原子炉建屋内のプールに十数年間保管されることしか決まっていない。
燃料の取り出し後は、うち37本を入れ替えて再装填し使用する。なお、交換時には「制御棒一帯が一緒につり上がるようなトラブル」も発生したが、これによる放射能漏れなどはないという。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | 電力 | 原子力
関連ストーリー:
日本のプルトニウム保留量申告漏れに対し、中国が「日本は核兵器を製造しようとしている」と懸念 2014年06月21日
日本独自開発の新型転換炉ふげん解体へ 2006年11月09日
「ふげん」が24年間の運転を終了 2003年03月29日
政府、高速増殖炉「もんじゅ」に代わる実証炉の開発方針を示す 2016年12月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 中国・台山原子力発電所の事故、設計上の欠陥が原因か 12/ 9 11:39
- 温室効果ガス削減VS電源論・小型原子炉論 6/18 08:50
- 北電、30年以上にわたり泊原発の放射性物質を実際より少なく算定・報告 12/27 19:40
- 小型・安全という次世代原子炉、2026年にも米国で試験運用開始 12/19 18:04
- 聖火リレー出発地点付近で除染が必要になる放射線量が確認される 12/ 8 08:53