関連記事
「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2020」北欧映画19作品を渋谷で、劇場初公開作品も
北欧映画の上映イベント「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2020」が、2020年2月8日(土)から2月14日(金)までの期間、東京・渋谷のユーロスペースおよびアップリンク渋谷にて開催される。
■「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2020」充実の上映プログラム
「トーキョーノーザンライツフェスティバル」は、北欧の厳選映画を渋谷の2つの映画館で上映するイベント。イベント10周年を迎える2020年は日本初公開および劇場初公開作品をはじめとする、併映含め19作品をラインナップする。
■過去開催時の上映作品や初期北欧映画に注目
まず注目は、「トーキョーノーザンライツフェスティバル」第1回開催時上映作品『ショー・ミー・ラヴ』(1998)のデジタルリマスターアンコール上映。夢見る少女たちの恋愛とリアルな10代を描いた、ルーカス・ムーディソン監督の長編デビュー作をより鮮明な映像で楽しむことが可能だ。
そして、2019年には新作のホラー映画『ハウス・ジャック・ビルト』(2019)を公開した監督、ラース・フォン・トリアーの『メディア』(1998)や、フィンランドを代表する映画兄弟・カウリスマキ兄弟による『嘘つき』(1981)など、北欧映画史初期の作品も見逃せない。
■監督特集ではアンナ・オデルにフォーカス
また、監督特集では、ドキュメンタリーとフィクションの境界を曖昧にしながら挑発的に問題を提起するスウェーデン出身監督、アンナ・オデルにフォーカス。『X&Y』(2018)『同窓会~アンナの場合~』(2013)の2作品を上映し、映像を通して人間の本質に迫る、彼女の実験的な表現方法を体感すること出来る。
■「北欧パノラマ」日本&劇場未公開作品が集結
さらに、「北欧パノラマ」では、日本および劇場未公開の8作品をピックアップ。アカデミー賞デンマーク代表作品に選出された衝撃作『クィーン・オブ・ハーツ(原題)』(2019)や、原宿に憧れているオスロに住む少女の孤独と絶望を幻想的に描いた『HARAJUKU』(2018)などを上映する。
■10周年記念企画「レトロスペクティブ」アップリンク吉祥寺で開催
なお、「トーキョーノーザンライツフェスティバル」10周年記念企画として、2019年12月17日(金)から2020年1月2日(木)まで期間、アップリンク吉祥寺にて北欧映画を上映。『ビッチハグ』(2012)『ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン』(1991)『チーム・ハリケーン』(2017)など、バラエティに富んだ6作品を日替わりで上映する。
【詳細】
■トーキョーノーザンライツフェスティバル 2020
会期:2020年2月8日(土)~2月14日(金)
会場:ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1-5)、アップリンク渋谷(東京都渋谷区37 宇田川町37−18トツネビル1-2F)
チケット料金:一般 1,500円
※チケットは各上映3日前より窓口およびオンラインにて販売。また、2020年1月11日(土)から24日(金)までの期間、1,300円均一で先行販売。
<上映作品>
『ショー・ミー・ラヴ』(1998)、『メディア』(1998)、『嘘つき』(1981)、『ジャックポット2』(1982)(『嘘つき』と併映)、『X&Y』(2018)、『同窓会~アンナの場合~』(2013)、『生恋死恋』(1918)、『マッチ売りの少女』、『王様とナイチンゲール』、『みにくいアヒルの子』、『雪の女王』、『クィーン・オブ・ハーツ(原題)』(2019)、『HARAJUKU』(2018)、『ザ・コミューン』(2016)、『ホワイト、ホワイト・デイ』(2019)、『ロード・オブ・カオス』(2018)、『サイコビッチ』(2018)、『陰謀のデンマーク』(2019)、『ディスコ』(2109)
■10周年特別企画「レトロスペクティブ」
会期:2019年12月27日(金)~2020年1月2日(木) 1月1日(水)は休館
会場:アップリンク吉祥寺(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ地下2階)
料金:一般 1,300円
※上映時間は12月25日(水)に決定。公式サイトにて発表。
※チケットは12月25日(水)より販売開始。
<上映作品>
12月27日(金)『ビッチハグ』(2012)、12月28日(土)『オスロ、8月31日』(2011)、12月29日(日)『ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン』(1991)、12月30日(月)『チーム・ハリケーン』(2017)、12月31日(火)『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(2013)、1月2日(木)『グッド・ハート』(2013)
スポンサードリンク