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Microsoft、過去に流出したパスワード使用するMicrosoftアカウントを多数発見
リポート公開から時間が経っているようだが、Microsoftが1月から3月にかけて実施した調査によると、過去に流出したパスワードと同じパスワードを使用するAzure ADまたはMicrosoftサービスのアカウントが計4,400万件以上あったそうだ(Microsoft Security Intelligence Report、gHacksの記事、PCMagの記事、ZDNetの記事)。
調査は侵害された認証情報がMicrosoftのシステムで使われていないかどうかを確認するのが目的で、複数のデータ侵害事件で流出した認証情報30億件以上を用いたという。流出したパスワードと一致するパスワードを使用していたユーザーに対しては、パスワードリセットを強制したそうだ。Azure ADユーザーの場合は高リスクのフラグ付けをし、管理者がパスワードリセットを実行できるよう通知したとのこと。
Microsoftでは複数のユーザーが同じパスワードを使用している現状からみて、多要素認証(MFA)を使用するなどのセキュリティ強化が必要だとし、MFAの使用でアカウントに対する攻撃の99.9%を防ぐことができると説明している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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