関連記事
自動運転車の公道実験中の事故、5年で6件
記事提供元:スラド
pongchang曰く、
今年9月、大分県大分市で行われていた自動運転バスが物損事故を起こしていたそうだが、これを伝える西日本新聞の記事によると、ここ5年でレベル3程度の自動運転車両の公道での実験中の交通事故は6件発生しているという(西日本新聞)。
9月の事故は交差点左折時に縁石に車体が接触するというもの。GPSが正常に機能しなかったのが原因で、車両には運転手も乗っていたが曲がりきれると思って自動運転に任せていたという。
また、8月に愛知県豊田市で発生した自動運転車両の接触事故は自動運転中に車が右に寄り、追い抜き中の他車と接触したものだが(過去記事)、自動運転システムを開発した名古屋大学の発表によると、「レーザー光を用いたレーダーで得られた車両周囲の情報処理に一部遅れが発生したこと」が原因だったとしている。ただ、検証作業の過程で誤検知を完全に再現することはできなかったという。また、事故回避は運転手に依存していたとして、エラー発生時に自動的に停車できるよう改良を行ったそうだ(中日新聞 )。
スラドのコメントを読む | 日本 | テクノロジー | ロボット | 交通
関連ストーリー:
愛知県豊田市で試験走行中の自動運転車、追い越される際に接触事故を起こす 2019年08月27日
自動運転レベル3対応の法律改正案が閣議決定される、スマホを使用しながらの運転がOKに 2019年03月12日
米国家道路交通安全局の「自動運転で事故発生率が減少」との発表に対し異議 2019年02月20日
国交省が自動車システムのプログラム更新を「許可制」にするとの報道 2019年02月07日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク