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名古屋モーターショー2019、輸入車集結など東京モーターショーとの違いは
名古屋モーターショーに出展されているBMW・X7(画像: BMWジャパン発表資料より)[写真拡大]
愛知県名古屋市金城ふ頭にあるポートメッセなごやで、「第21回名古屋モーターショー」が21日開幕し、24日までの予定で行われている。10月24日から11月4日まで開催されていた国内最大の自動車イベント「東京モーターショー2019」には見られなかった輸入メーカーの参入など、独自の特色を見せている。
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名古屋モーターショーには、国内外から二輪・四輪車を扱う36のブランドが最新モデルなどを出展。21日の開幕イベントは大村秀章愛知県知事や河村たかし名古屋市長、モーターショーアンバサダーを務めるSKE48・松井珠理奈さんらがテープカットに参加するなど華やかに行われた。
注目すべきは参加するブランドの多さ。トヨタ、日産、ホンダなど国内のメーカーだけでなく、アウディ、BMW、ランボルギーニなど東京モーターショーでは見られなかった海外メーカーがこぞって出展を決めている。
今年の東京モーターショーに登場した海外四輪車ブランドはメルセデス・ベンツと傘下のスマート、BMWアルピナ、日産の親会社でもあるルノーの4ブランドのみだった。一方名古屋モーターショーでは、24もの海外ブランドから四輪自動車が姿を現わしている。BMW最大のSUVであるX7、ランボルギーニ初のSUVとして有名なウルス、マクラーレンの最新スーパースポーツであるGTなど、ラインナップにも妥協がない。
東京モーターショーでは従来の東京ビッグサイトに加え、青海のメガウェブも開催地として「FUTURE EXPO」を展開。新車やコンセプトカーを見せる側面を残しつつも、どちらかというと未来のカーライフや技術を提示する場という印象を強めている。一方で名古屋モーターショーは、未だに現在と未来の車を見せるというコンセプトへのこだわりが強いようだ。
地方独特の雰囲気を感じながら、現在の世界におけるクルマ事情を学べるのが、名古屋モーターショーの魅力であろう。
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