価格変動の激しいビットコイン、量子コンピュータと中国の動向に振り回される?

2019年10月31日 18:20

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記事提供元:スラド

 taraiok曰く、

 2019年7月をピークに再び下落傾向にあったビットコイン(BTC)価格だが、10月26日に突然の価格上昇が発生していたという。

 今年になってからBTC価格は上昇傾向だったものの、7月に1BTCあたり140万円前後でピークを迎え、その後は下落傾向にあった。特に9月末にはそれまで1BTCあたり110万円ほどで推移ししてたものが一気に80万円台後半にまで下落。ところが、10月26日にBTC価格は急上昇、現在は100万円前後の水準となっている(ビットコイン/日本円のチャート)。

 最近のBTC価格下落については、量子コンピュータ技術の発展により暗号通貨の安全性が担保されなくなるのでは無いかという懸念が影響していたとも見られている(日経新聞)。一方、今回の上昇の原因とされているのは、中国の習近平国家主席が「ブロックチェーン(BC)技術が担う重要性を鑑み、同技術の促進を進めるように」と述べたことにあるようだ。この影響でイーサリアムなどのその他のコインも7~31%上昇している(NewsweekモーニングスターSlashdot)。

 ただし、習近平国家主席の発言自体は、中国が独自に開発を進めている暗号資産(暗号通貨)を示しているものとみられる。8月に開催されたChina Finance 40 Forum主催のイベントで、中国人民銀行副局長のMu Changchun氏が、独自の暗号資産リリースが「近づいている」と述べており、同国が独自の暗号資産を開発しているのは間違いない。このため、ビットコインは中国からみると、むしろ競争相手として規制される可能性するあるようだ。

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