関連記事
セシウム原子時計故障で標準電波60kHzが一時精度劣化、電波時計に影響はなし
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
情報通信研究機構(NICT)日本標準時グループが10月25日、はがね山送信所(60kHz)において信号精度劣化の送信がなされたと発表している。
送信系セシウム原子時計の故障のため、日本時間2019年10月24日(木)06時26分〜06時45分に精度が劣化した信号が送信されたとのこと。標準電波を用いた精密周波数及び時刻同期受信機等を利用の場合はこの間のデータを使わないよう呼びかけられている。
周波数偏差/相対位相差のデータでは、2019年10月23日21:26:00〜21:45:00(UTC)の前後、および期間の途中で値が急変し連続性を失っていることが読み取れる。
民生用途では、電波時計が時刻補正のために受信するの電波として広く使われている。相対位相差のデータ(1分値)によれば劣化は数十μs程度とみられ、一般に使われている電波時計には影響がなかったと思われる。
スラドのコメントを読む | テクノロジー | 通信
関連ストーリー:
福島の日本標準時用電波送信所が停波中 2011年03月13日
明石市立天文科学館の塔時計、約8時間停止するトラブル 2018年09月12日
Galileo GNSSで障害 2019年07月17日
これまで以上に正確な、ストロンチウムをつかった原子時計 2014年11月06日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード