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東京大学木曽観測所の新観測システム「トモエゴゼン」、本格稼働を開始
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所が中心となって開発を進めてきた、105cmシュミット望遠鏡用の新観測装置「トモエゴゼン」が完成した。2019年10月より本格稼働を開始する(トモエゴゼンプロジェクト、キヤノンの発表)。
84台のイメージセンサが並んでいるのはすごいですね。他の望遠鏡もこんな感じなのでしょうか。イメージセンサの間隔が広いように思えますが、縦横に視野をずらしながら6枚撮影して合成することで間を補完するようです(アストロアーツ)。
CCDのセンサでは隙間なく並べているものもあるようですが、CMOSのセンサに移行して高速撮影ができるようになったので技術的に無理の無いこの様な構造にしたのでしょうかね(天文月報の解説記事)。
本格稼動前に超新星の新発見に成功しているようで、今後が楽しみです。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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